名前:伊東和宏
学部学年:経済学部3年(新4年)
留学先:シンガポール・シンガポール国立大学(National University of Singapore)
留学期間:2018夏から1年間

NUSに昨年の夏から留学している経済学部の伊東和宏です。あと2ヶ月でシンガポールを去りますが、前回の続きで状況報告的な感じで書かせてもらうことになりました。。。前回は冗長だったのでなるべくシンプルに書きます。
目次
目標の進捗具合
これは前回からの続きです。
① 自分の将来のキャリアについて
NUS終了後から大学卒業まである程度のスケジュール感と直近のインターン先とやるべきタスクとそのちょい先は決まったので、ひとまずは安心。先を読んですぐに行動したのが良かったのかもしれません。行きたい業界で働いてる方や尊敬している先輩、教授からのアドバイスはウザいくらい積極的に聞きました。非常に感謝しております。
これからもそうするつもりですので、どうぞよろしくお願い致します。(実際にインターンや働いている社会人からの一次情報ほどいい情報はないかと個人的には思っています。自分だけで考えていると、インターネットの二次以上の情報に基づいた妄想になってしまうことがある為)
② 住む環境を変える
これはまちがいなく良かったと思っています。ずっと自分の家に二十年間住んでいたので、自分が自由に使える時間の自由度と行動の幅が増した。つまり自分がしたいことが多くできるようになった。もう少しの間日本を離れて過ごそうかと考え中です。。
留学での実際の変化
・英語
日常会話レベル+自分の大まかな考えを伝えられるレベルには達したと思われるが、オフィシャルな場面で自信をもって話せるかと言われればそこまでは達していない。帰国子女ではないので、そこに達するにはもっと修行が必要と感じた。
読み書きについては、授業で課される膨大なリーディングを読みあさり、授業中にディスカションしたせいか、トップビジネススクールで使うマテリアルを抵抗感なく読み、サマリーや自分の意見/主張をかけつつあるような気がする。。。
・コミュニケーション
後期からは寮を移動し、ICG(寮の部活的なクラブ)や新種コーヒーを開発する謎のクラブにも入って活動していたので、現地生との接触機会も多くなり意思疎通できるようにはなって飲み会に誘われるようになった(相変わらずアルコール弱いが)のでとの交流は達成したかと。後は授業で同じになった人達とは専攻や将来のキャリアプランが似ていて共通する話題が多いことから仲良くなった人が多く、楽しい印象。
・勉強
授業以外の決めていた勉強やったりやらなかったりと中途半端だった。インターンも決まったのでその下準備として今ようやく取り込んでいるところです。あと卒論テーマの詳細決まってない…すんません藤本先生。。。



今後の目標について
5月にSG留学が終了し、帰ってきて東北大の前期の講義には参加できないので、インターンしてきます。
僕の興味のある業界出身者がつくったハイエンドのファームでたまたま受け入れていただけることになったので、すぐにSGから香港に引っ越し働いてこようかと思っています。このインターンの最大の目的はその業界がファーストとキャリアとして、働く環境(人/雰囲気/働き方)・仕事内容(価値観)・純粋に楽しいか、この3つが自分とフィットするかを確かめることにあります。それに付随して、手ぶらで帰るには勿体無いので以下に目標を3つあげました。
1.英語
将来は外に飛び出して日本人以外との人とも働きたいと考えているため、最終目標はオフィシャルなビジネスシーンで難なく使いこなせるレベルまで語学力を上げていく必要がある。数ヶ月単位ではとてもできるようにはならないことは重々承知の上だが、その第一歩を踏み出したい。
2.業界研究
実際に働くことが一番の有効だと思う。興味ある3つの業界の仕事全てにアサインされるので、各々の業界について経験ベースで知り、周りの社員さんの働き方を見ながら自分の将来像も含めて考えたい。それに加えて、普通に学生生活を送っていたり、ちょっとしたビジネスコミュニティに参加したりしてはお会いできないような素晴らしい方が働いていらっしゃっているので、最大のチャンス。
3.勉強/スキル
働きながら必要なスキルを得る、これが一番効率的(やらなきゃいけない状況に自分を追い込み、少ない時間で習得)かつ最短(側にお手本がいる)だと思ったので。学校の教科書や独学ではどうしてもいまいち実感が湧かない部分もあるので、そこらへんが埋められたらなと。
最近気になってる事
海外新卒ってどうなの?
SG支店に直接採用された方とお話しする機会があり、その姿を見て現実的な選択肢として考えるようになった。ただ実際に海外インターンなどをして擬似体験をしてみないとどうも言えないとこがあるので、香港でのインターンがいい機会になるかなと思った。
新興地域におけるリアルアセット投資の展望は?
これは個人的な興味の問題です。IT系の分野に投資対象がヒートアップしている中で、新興地域の都市開発や未開発地域のインフラ整備等に対して、長期的な投資を通してその地域の発達に貢献していくことってなんかエクサイティングな気がしたので。(いま目の前のジョホールバルでシンガポールをもう三つ作ろうとしている壮大な計画が立ち上がっていたりいなかったり…)というのもまだまだ成長の余地のある国々に接する機会がこの一年間で多くあり、そこにすごい活力を感じたからです。
PEファンドってどんな感じ?
これも個人的な趣味の問題です。以前からずっと気になってて、ほぼ新卒では採用実績がないんですが、新卒でしかもアメリカの本社採用された化け物がいま転職して、自分のファンドをそこで出会った上司とシンガポールに作った人がいたので。すごいですよね。
ってあたりが最近気になっています。
という感じで、いま現在だいたい留学計画の半分過ぎあたりに来ているので、当初の目的といま目の前にある課題に集中していきたいと思います。以上でーす。

