名前:佐藤駿
学部学年:経済学部3年(新4年)
留学先:マレーシア・マラヤ大学(University of Malaya)
留学期間:2018夏から1年間
マレーシアのマラヤ大学に2018年9月から交換留学をしている佐藤駿です。
留学開始から1ヶ月の時点で記事を書きましたが今回はその続きで留学開始から6ヶ月半が過ぎた時点での記事になります。
前回の記事と比較したものになっているので、そちらもご覧下さい。
目次
①マレーシアでの生活before&after
まずは生活の様子を前回と比べてみました。
良かった点
・1ヶ月時点:グルメ天国→半年時点:超グルメ天国
食に関しては1ヶ月時点よりも、満足度が増しています!なぜかというとマレーシアは多国籍国家なので、マレー系、中華系、インド系の料理が食べられることは以前にも書いた通りですが、半年が経ってさらに多くの国の料理を発見したからです。和食の定食が食べられることはもちろんのこと、インドネシアなど他の東南アジアの国の料理、ヨーロッパの料理(イタリア、フランス、スペイン)から中東の料理(レバノン、トルコ)など日本では馴染みのないものまでなんでも揃っていて食の選択肢には困りません!おかげで体重増えてます!

・1ヶ月時点:Grabが便利→半年時点:Grabなしでは生きられない
1ヶ月時点ではGrab便利だなと思い、たまに使っていた程度でしたが、今ではローカルのマレーシア人の使用回数を軽く越すほどにヘビーユーザーになっています。
さらにGrabには配車だけでなく、フードデリバリーサービスもあるので、食事のために外に出るのが億劫なときにはよく使っています。配送料も150円程度なのでコスパもよし。
もうこのアプリなしでは生きられない体になりました。

・1ヶ月時点:いろいろ安い→半年時点:健康に生きようとするとちょっと高い
たしかにマレーシアはいろいろ安く揃います。食べ物から家具まで。
1ヶ月時点ではその安さが目についていたので、なんでも安いと感じていました。しかし、マレーシアは日本よりも資本主義。日本のように安いのに質がいい、安いのにうまいというものは少ないです。安いほど質は悪く、高いほど質がいいです。食べ物で言うと、確かに一食200円程度のレストランはありますが、あまり味も良くなく、油っぽくて健康的ではない食事しかありません。特にインド系の料理は安いですが、脂肪と油の塊。そこで健康的な生活を送るためには自炊か、もっと高いレストランで食事をする事になりますが、一食結局400~500円程度かかります。これはそんなに安いとは言えません。

悪かった点
・1ヶ月時点:住居が微妙→半年時点:不快だけど慣れる
留学での住居となると学生寮かアパートになると思います。が、大学の学生寮は前回書いたとおりになかなか汚く、基本エアコンなし、2人部屋です。
僕は学生寮ではなく大学近くのアパートに住んでいますが、アパートにしたからすごくいいかというとそうではないです。
小さな一人部屋はありますが、風呂トイレは共同で家賃17000円程度です。エアコンありですが、使いすぎるとオーナーに文句を言われます。
そんなこともあり、まだ住居に対して不快に思うことはゼロではないですがもう慣れているので、生きていけないことはないです。

・1ヶ月時点:トイレがびちょびちょ→半年時点:まだびちょびちょ
トイレは一生びちょびちょです。

マレーシアでの生活全般はこんな感じになっていますね。
②マラヤ大学での生活before&after
次に、マラヤ大学についてのbefore&afterです。
・1ヶ月時点:大学がでかい→半年時点:大学の設備すごい
以前は大学がでかくて、移動が大変ということにだけ目がいっていましたが実際には授業が始まると行く教室は限られるのでそんなに苦にはなりません。さらに大きいことへのメリットも見えてきました!例えば大学内に大きな池があり、そこでカヤックができることや、大学内にジムやプールなどの設備が完備されていることです!たまに運動してます。

・半年間のマラヤ大学の授業について
交換留学生は学部の境なく授業を履修できるので、自分の日本の大学とは違う学科である「東南アジア学科」から3つの授業を履修していました。
授業スタイルは日本の授業とは異なり、1週間に講義スタイルの授業2時間+学生によるプレゼンなどの時間1時間の計3時間で構成されています。だいたい1授業は3単位です。
僕が履修した科目は「東南アジアの経済発展」、「東南アジアの中国文化」、「東南アジアの芸術文化」。
実際にやってみた感想としては授業の科目名が面白そうでも、教授の雰囲気、講義形式、課題の多さによって授業の満足度は大きく違ってくるということ!
僕は「東南アジアの芸術文化」の科目は授業が始まる前には1番面白そうだ!と期待していた科目でしたが、授業は東南アジアの文化についての広い前提知識が必要で理解が難しく、鬼のように多い課題(東南アジアの豊作を祈る儀式について15ページのレポート)に苦しむこともありました!
最終的に全単位は取れました。難しい内容も興味があればギリ乗り切れる内容ではあるかと思います。東南アジアの経済発展は開発経済のような内容でためになったオススメです。
・1ヶ月時点:マレーシアローカルと接する機会が少ない→半年時点:個人の努力とセメスター次第
第一セメスターは交換留学生の数も前期だけで600人と多く、主にアジアのいろいろな国(タイ、インドネシア、中国が多い)から集まっているのでアジアのハブとしてのマレーシアを感じることができました。さらに留学生向けのイベントも充実しており、マレーシア人よりもアジア各国から来る留学生と仲良くなる機会が多かったです。
ですが第二セメスターは交換留学生は全体で200人程度とだいぶ少なくなり、留学生も中国、韓国から来た学生がほとんどと環境もだいぶ変わりました!この環境の変化で今セメスターではローカルのマレーシア人と関わる機会が増えています。
このことでマレーシア人とどれだけ関われるかは個人でどれだけ積極的に機会を作り出せるかと行くセメスターによるということに気づきました。

③今後の活動
あと留学期間も残すところ3ヶ月と終わりも近づいてきましたが、前半よりもどんどん留学生活が楽しくなってきています。まだ留学の終わりは意識できていませんが、そろそろ目標達成に向けて仕上げの時期に入らなければならない時期だとこれを書きながら思いました。
今後のやることとしては
・今やっているイスラム教に関する研究を資料としてまとめて公開する
・語学力向上
・マレーシア国内をもっと探検する
こんなところです。また機会があれば書きます。
マラヤ大学やマレーシアに興味を持った方はコチラの記事もチェック!
SAP(3週間の短期留学)でマラヤ大学に留学した記事です。
