こんにちは。工学部建築・社会環境工学科都市システム計画コース専攻3年の森合一輝です。現在スウェーデンのリンショーピン大学に一年間の交換留学をしています。
とりあえず伝えたいことをざっと書きます。他の人も話したいこと山ほどあるだろうに、簡潔にまとめててすごい。
目次
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リンショーピン大学にした理由
リンショーピン大学はIndustrial Engineering が充実しているので、都市システム計画コース専攻の僕にはぴったりでした。
しかもリンショーピン大学は工学部の学部間協定なので、競争相手が大学間よりは少なく比較的選考は通りやすいかと。
余談ですが、留学を決めた理由として、未知の洞窟を突き進んで探検していくように、「留学」という大きなものを探ってみたいという思いも強かったです。
大学紹介
大学名:Linköping university (EN),
Linköpings universitet (SE)


これでリンショーピンって読む。どうでもいいけど、スウェーデン人の多くは”ch”の発音ができずに”sh”になる人が多いから、”chat” って言ってるつもりでも”shut” とかって聞こえます。
以下、基本情報。

(ランキングはWorld University Ranking 2018 より)
正直ランキングとかどうでもいいなって思うんですけど、留学行く前は自分も各大学のランキング調べてたので、参考までに。分野ごとで変わってくるので。
大学の様子を写真とともに。

大学の入口はこんな感じ。この直線1km以上続きます。
その両脇に沿うように建物がある感じです。

寒々しいスウェーデンっぽい一枚。
東北大で言えば、川内北と南の間的ポジション。

教室。
こういうタイプと、段々の大教室みたいな2種類が主。

スウェーデンではだいたいのトイレは男女共用。

グループワークをしたりご飯を食べたりfikaしたり。
校舎のなかいたる所にテーブルがあります。

学食はこんな感じで1000円弱するので使いません。

図書館入口に24hのスタバがあります。無人タイプ初めて見ました。
こんな感じの大学です。
実際に肌で感じたこと
・人種
スウェーデンは、男女、人種、LGBTなどをおそらく世界で最も平等に扱う国です。そのため、特に差別を受けたことはありません。むしろみんな親切です。でも、環境として、(レイシストではありませんが、言い表し易いので使います)長身で金髪のThe・白人のような人ばっかりです。体感9割は欧米人。インド人はちらほら集団を見ますが、日本含め東アジアの学生は少なく、居心地はエグイです。ふとした時に、アジア人の自分は異物なのではと思う時も少なくありません。アジア人いるじゃんって見られてるんじゃないかって気にしちゃう時もあります。どう感じるかは人それぞれですが。
欧米コンプレックスですよね。ヨーロッパとか淡い憧れで来るんじゃなかったって思ったこともありました。そもそも、欧米への憧れって日本社会に刷り込まれてしまったものであろうに。
もうさすがに慣れましたが、前半はしんどかったです。
・出会い
実際留学って「刺激と出会い」なんじゃないかなとも思います。特に、現地での日本人との出会いがまた良かったです。留学前、現地で出会う日本人なんて1ミリも期待してませんでしたが、正直これが一番留学して良かったって心から言えることかもしれないですね。普段の生活から抜け出し、長期留学をしようと決め、偶然にも同じ大学を選んで出会ったところに、どこか通じやすいものがあるんでしょうね。
すでに感謝しかありません。
・寮問題
寮についてはしっかり確認しておくべし。僕の住んでいる寮は東北大のユニバ三条みたいな感じで約8人で1つのコリドーです。キッチンリビング共有のスタイルですが、個人的に苦痛で仕方がないんです。根本的に僕個人が共同生活に向いてない性格っぽいことを留学に来てから知りました。留学に行く際は、自分の生活スタイル、適合性、現地の寮制度等々をしっかり確認しておきましょう。
以上、リンショーピン大学からお送りしました。
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