こんにちは!運営メンバーの大槻です。
今回は、2017年1月~2017年7月にベトナムの貿易大学(Foreign Trade University)へと交換留学&海外インターンをしていた根岸太上(ねぎし たいじょう)さんに、ご自身の留学の様子についてインタビューしました!この記事ではその内容をお伝えできたらと思います。
それでは早速始めていきましょう!!
根岸さん、インタビューよろしくお願いします。
目次
自己紹介
それではまず、簡単に自己紹介をお願いします。
東北大学経済学部4年の根岸太上といいます。
普段はenspaceという仙台のコワーキングスペースにてインターンをしていて、経理業務を主に担当してますね。具体的には、請求書、見積書の作成、また業務上ミスが発生していないかなどのチェック業務等をやってます!
学部2年の冬からベトナム貿易大学で半年間留学してました。

それでは早速質問です!ベトナム貿易大学への留学を決めた理由はなんだったのでしょうか?
一番は、「ぐちゃぐちゃな環境に身を置いてみたかったこと」です。
実をいうと私は、留学するまで海外経験0(ゼロ)で特に興味は持っていなかったんですよね。
ただ、大学生になってからそれまでの人生を振り返る機会に恵まれたときがあって。
そのとき私は、これまで与えられた課題をこなしていればそこそこうまくやってこれるような整った環境で過ごしてきたことを振り返りました。またそれと同時に、そこにどこかつまらなさを感じていることに気づいたのです。
それで大学生のうちにカオスな環境に身を置いてみたい!と感じるようになりました。
また、渡航先にベトナムを選んだ理由ですが、現地の学生が「ベトナムの明日は俺たちが作る」という意気込みで学んでいるということを知り、非常に惹かれたことです。彼らの姿勢に魅力を感じ、実際に彼らと同じ環境で生活したいと感じました。

実際にベトナムでは、誰からも支持がもらえない、右も左もわからないというカオスな状況の中で(海外だとどこもそうかもしれないけど)、学業だけでなく営業のインターンにも挑戦できたので選んでとてもよかったと感じています。
インターンもされていたのですね!実際留学中インターンをしたい人は多いと思うのですがなかなか探す方法など難しいと思います。根岸さんおすすめの探し方があれば教えてください!
一番は、現地の日本人交流会などに参加して「インターンをやらせてください」と頭を下げまくることです(笑)
簡単な方法として斡旋業者を介して探す方法などもありますが、やはりお金がかかります。なので、そういった交流会を探しながら積極的に参加して願い出ることが最もお金がかからず信頼できるインターン先を見つけられる探し方だと思います。

忘れられない二つの思い出
ベトナムでの生活の中で、印象に残っていることを教えてください。
主に二つあります。
・世界中の学生との交流
・営業のインターンでの3か月
です。
前者ですが、FTUはベトナムのトップ大学ということもあり、多くの国から学生が集まってきています。そのため私もたくさんの国の学生と交流する機会がありました。
日々日々、韓国人・フランス人・ベトナム人らと休みを見つけてはカフェに行ったり、朝まで酒を飲み交わしていたりしたことはとても良い思い出です。夜が更けるにつれて彼らの価値観のディープなところまで知ることができたことは、非常に興味深かったです。

特に印象に残っているのは韓国人の友達についてです。反日教育を受けたからか初めのうちは日本人に対してネガティヴな印象を抱いていたようですが、そうやって頻繁に語り合っているうちに、実は心の奥底では日本人と仲良くなりたいと思っていたということに気づかされました。心が打ち解けあえる関係になったからこそできた話で、本当にうれしかったです。

後者のインターンについてですが、、、あれは本当につらかったですね。なぜかというと初めの2か月は全く成果が出なかったので(笑)
周りの先輩はどんどん成果を出しているのに、自分だけ置いて行かれているような感覚でした。
本当に悔しくてこのままじゃいけないと思い、必死に思考を巡らせてました。アタックするお客さんの数を増やしたり、一件一件の営業を基礎から学習したり、とにかく次の営業に生かせることはないかを探り続ける日々でしたね。
ただ、その努力が功を奏してか、最後の月には4件の契約を獲得することができました。とても達成感があった出来事です。
留学中得た人生への学び
充実していてとてもうらやましいです!そんなベトナムライフで、根岸さんが一番の学びになったと思うことはどんなことですか?また、そのことで人生に影響はありましたか?
どんな環境でも努力は裏切らないということに気づけたことです。
最初にお話ししたように、それまでの高校・大学受験などの成功体験は、環境が整っていたから獲得できただけと感じていました。しかし、お世辞にも環境が整っているとはいえないベトナムで、インターンなり勉強なりで一定の成果を残すことができたことは自分への大きな自信につながりましたね。そのときのことを考えれば、今後社会人になって環境が変わってもやっていけると信じています。
また、それだけではなく現地での生活は、「日本の経済に貢献できるような人材になる」という現在の私の夢にもつながっています。
急速な発展を遂げる東南アジアから帰国後、日本の経済の閉そく感を強く感じるようになったんですよね。このままでは絶対良くないので、今後はその閉そく感の払拭に少しでも貢献できるような人間になりたいです。漠然としていますし、遠すぎる目標な気もしますが、自分なりにできることをやっていきたいと考えています。

それでは最後にこのインタビューを見た人に一言お願いします!
これまで私は留学をして後悔をした人に会ったことがないです。なので、もし皆さんの中に少しでも興味がある人がいるならば一歩踏み出してみてはいかがでしょうか!
根岸さん、ありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
ちなみにですが今回取材を受けてくださった根岸さんは、GCSという組織のメンバーでもあるため直接会って話すことも可能です。
もし興味があれば、コチラ↓
https://goo.gl/forms/1Uc7OGf5Sf2Vn9OB3 (GCSカウンセリングリンク)
から申し込みください。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!!
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