留学先ぶっちゃけ

エストニア・タリン工科大学をぶっちゃけます!

留学者プロフィール

名前:三沢晴樹(みさわ はるき)

学部学年:経済学部2年

留学先:エストニア・タリン工科大学(Tallinn University of Technology)

留学期間:2017夏から1年間

 

タリン工科大学に学部2年秋から3年春にかけて、2セメスター留学しています経済学部3年の三沢晴樹です。

留学先はエストニアです。もうこの時点でエストニアってどこ?人は何語話すの?何で1年間の留学をエストニアで?などなど色んな疑問が少なからず浮かんでると思います。エストニアでの留学生活、ぶっちゃけで紹介して行きます!

書き終わって思ったけど、長いマシンガントークでおなじみのリンショーピンをぶっちゃけている一輝さんですら、綺麗に短くまとめてた…

1は飛ばして2,3を読んで欲しいです。では、少々お付き合いください…!

1. エストニアについて

ざっくりどんな国か

 人口130万人の小さい国、首都タリンの人口は42万人。香川県高松市と同じくらい。あんまりピンとこないけど。(高松出身の方、ごめんなさい…) 面積は45,000㎢。東京ドーム約100万個分の広さ。

 歴史は好きだけど得意じゃないのでサラッと。1918年にロシア帝国から独立しエストニアが誕生。第二次世界大戦後はナチスに、そしてソビエト連邦に統治され1991年に独立を回復。国民の1/4はロシア人。エストニアの政府は独立後、きつめの同化政策などを行なっていてエストニアで暮らすロシア人はエストニア語を話せるようだけど、他の国で生まれ育つことや、同じ国に違う言語を話す人たちが当たり前のように暮らすということに、最初の頃は日本人らしい違和感を感じたり。

 表現があれかもしれないけど、肌が白い人以外は本当に少ない。移民政策も最近までは相当厳しかったらしい。日本人にはまず会わない。エストニア在住の日本人は留学生、政府機関関係者もしくはトヨタの駐在員くらい。歩いてるだけでまあ目立つ。どこの国も日本の存在感は大きいと思うが、エストニアは日本の文化や色が比較的小さいと感じる。

 エストニア最大の特徴はなんといってもIT国家であること!Skypeの発祥地でもあり、何でもかんでもEをつければいいと思ってる。それが功を奏し、E-Societyとして注目を浴びている。E-government、世界初のオンライン国民投票、キャッシュレス浸透率98%、E-residencyなどなど、挙げだしたら本当に切りがないほど。キャッシュレス浸透率に関しては指標が分かんないけど数字がインパクトあったので載せたい。すご!って素直に驚いて欲しい。E-residencyは結構凄い。例えば日本にいてもエストニアのヴァーチャル国民になることができ、最短18分での会社の設立、税申告などができる。start upの波が半端じゃなく、ヨーロッパではパリに次いで最もイノベーティブな首都に選ばれている。国際税制競争力ランキングでは1位に。タックスヘイブンとしての一面も。スピード感がとにかくある。小さい国ならではのこの革新。

 

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エストニアを選んだ理由

 こんな感じで留学したい!っていう側面沢山あるように見えるが、僕がエストニアに来た理由はこれらではない。国自体の特徴が多いから志望理由とかは凄い書きやすかったけど、それは建前

 日本で生まれ育ち日本語を使って日本人と暮らすというのが当たり前、18歳大学1年生の自分がマレーシア、ベトナムと東南アジアの国に行って得た刺激は大きかった。知らないものを知る、とか、自分は持ってない考え方に触れる、というのが楽しくて仕方がなくなった。日本の外に出て様々なバックグラウンドで育って来た人たちと出会い仲間になる、というのが自分の思考の幅や柔軟性を身に付ける方法として自分に1番合ってると感じた。何より楽しい。

 東北大でも入学後すぐに@homeiplanetで国際交流を始めどハマりした。でも基本的には、日本在住の外国の方のほとんどは日本に対する一定の興味がある人。ましてや留学生は、日本文化好き!っていうのが当たり前。そんな環境での国際交流はとても楽しいけど、自分で外に出て友達を作るのはまた一味違う

 日本に興味があるという要素を1つなくして、ただの三沢晴樹という人間としてチャレンジしたいというのがあった。自分が考え方や文化、人種など大きな枠でマイノリティーになる感覚は日本にいたらなかなか味わえない。

 留学準備で色々失敗していてそもそも限られた選択肢ではあったけど、その中でエストニアという国を選んだ

タリンの町並み。晴れるとめちゃくちゃ綺麗。世界遺産になっている旧市街地の昼はカフェ、レストラン、夜はバー、クラブによく行くけど、慣れちゃって綺麗だなともう毎回は思わないから慣れって怖い。

なげえ…

バカが書ぐ文章みてえだな!!!(カミナリ・タクミくん風)

 

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2. 大学生活

授業

 工科大学というものの社会学、経済学、法学などの分野も取り扱っている大学。僕がとっていたコースは、“国際情勢“、“紛争解決“、“EU域内市場法“、“ビジネスモデル“、“起業入門“、”Eマーケティング”などなど、分野問わず自分が興味のあるものを選んだ。基本的には週に3回くらいの登校、1つの科目もレクチャーとエクササイズに分かれていて、エクササイズのクラスはとても講師と生徒の距離が近い。どちらの流れでも質問が飛び交う。最初は緊張してたけど、すぐ慣れた。プレゼンテーションがめちゃくちゃ多い…。100人くらい入る教室でプレゼンした時はガクガクだった。正直、尿も多少漏れた。でも次からは100人来ても大丈夫。物置のCMみたいになってはいるけど、辛いことは基本的に今やっちゃえば、今後また似たような辛いことが現れても大丈夫。ここで男をあげとこうと、何事も経験っていうのがポリシー。もちろん経験が全てではないけど。

 ミッドタームもがっつり重いけど、セメスターの終わりが結構地獄だったのを覚えてる。クリスマス前にパリに向かいながら空港と飛行機でギリギリでかした、クルド自治区問題についての10ページエッセイは最悪に鮮明に覚えてる。

 試験も大変。でもやっぱりツケが回ってきているだけ。授業行こうと思って準備している時に、ビールコーヒー飲み行こうと言われたら、二つ返事でwhy not。最近はやっと暖かくなってきてビーチで飲むビールが最高。

遊び

 他にも毎週月曜はカラオケナイト、水曜はみんなお気に入りのクラブのエントランスが安い日、金土は週末だから、と夜出歩くことが多く(4)、朝6時にベッドに入るとアラームをセットする指も自然と14時に設定している。

 基本的にはこんな感じの大学生活。友達と一緒にいることが多い。ぶっちゃけとは言え結構書いてるけど大丈夫かこれは…。何事も経験という自分なりのポリシーのおかげで、流石にここに書けないこともいくつかあるけども。

生活費用

 タリンは、ヨーロッパの中でも比較的物価が安い。大学公式の寮は1ヶ月で28000円程。安く住もうと思えばもっと安く済む。外で食事をする分には日本と同じか少し高いかも。場所によるけど。ビールはグラス1杯で400−500円。公共交通機関は修学ビザ・居住許可を取得すれば、全部無料!これはありがたい。ビザ・居住許可についてはエストニアにくる前に手続き済ませて受け取っておくべき。僕は下調べできない野郎なので少々トラブルに…

3. ともだち

日常

 ここが結構メイン。留学をしてる理由の1つでもある。違う文化・考え方に触れるとかそういうことができるチャンス。だから友達を作るわけじゃないけど、人と関わる上での大きな副産物。

 エストニアに来たばかりの頃は英語もうまく話せなかったし自信もなかったしアジア人いなくて目立つし、と結構メンタル的にはマイナスのスタートだったけど、これも例の経験がどうのこうのという話で乗り越えた。1週間も経てば、一緒に遊びに行く友達、誘ってくれる、誘える友達が結構できていた。

 エストニアに来る前はエストニア人の友達がたくさんできるのをイメージしていたけど、結果から言えばエストニア人で友達と言える友達はほぼいないかもしれないバーとかクラブで会って意気投合して何回か遊んだものの、定期的に遊びに行くような仲にならずに連絡を取らなくなることが何回かあったり。授業も英語でのコースを取っているエストニア人学生は少ない。友達はほぼ全員Erasmusの学生。Erasmusはヨーロッパの中での交換留学を提供しているプログラム。留学だけではないらしいけど。友達はたくさんできた、浅い仲から深い仲までいるけど本当にたくさんできた。

 秋セメスターで仲良くしていた友達はみんなそれぞれ違う国から来ていてみんな違って面白かった。

1セメスターだけの留学っていう人がほとんどで、春セメスターに残されたのは僕を含めて3人だけ。春セメスターでも新しい友達もたくさんできたけどこの3人の仲がものすごい深いものになった。イングランドの男の子と、フランスの女の子。どんなことでも話せるし、バカ言って笑えるし。ただの綺麗事に聞こえるかもしれないけど、肌の色とか言語の壁とか1万キロ離れているところで生まれたとか関係ない、っていうのは実際に自分自身で肌で感じて経験した。エストニアで得た友達はみんな、自分が日本人だからということではなく、三沢晴樹自身の魅力に気付いてくれた人たちであることも実感したし、それを通して自分の良いところ悪いところが見えたり、人の魅力に気付けるようになったり

旅行

 EU加盟国ということもあり、旅行が簡単・フライトが安い。そして東北大で勉強していた友達やエストニアで出会った友達が帰ってからその国に行って再会することもたくさんできた。帰国する前もともだち巡りをしてから日本に帰るつもり。フライトの安さとフィジカル的にもメンタル的にも国間の距離が近いことは、EU加盟国に留学する上での大きな利点

4. 最後に

 東北大からの交換留学をしている人達は色んな目的があって、留学の形はそれぞれです。自分の留学について後悔はあまり無いですし、目標を据えていて得たこと、自分の中での変化というのは本当に大きいと感じます。

・違いにとても寛容になった

・いろんな視点からものごとを見て考えられるようになった

・チャレンジに臆さないようになった

・瞬発的に頑張る力がついた

・逆境も楽しむ余裕ができた

・英語が上達した

・お金がなくてもジャガイモだけで生きていけるようになった

他にも色々…

 ここまで読んでいただきありがとうございました!!留学はどんな形であれ大きな変化成長につながると思います。そんなエストニアで是非中身の濃い留学を!

 

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