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帰国直後の大学院入試を突破する方法とは!?

突然ですが、交換留学は何年生の時に行きますか?
学部3年の夏〜学部4年の夏での1年間で留学する人は多くいます。
しかし、帰国の時期に大学院入試や就活の本選考が重なってしまうのが、
多くの学生の障壁となっています。

今日は、帰国直後に院試を受け、合格を勝ち取った者として、私の経験をシェアします!
留学すると院試ってどうしたらいいんだろう…と不安な方、ぜひ参考にしてください!

1. はじめに

初めまして!東北大学留学.com運営メンバーの佐藤菜々と申します。2018年12月現在、東北大学理学部4年生で、2019年4月からとある他大学の大学院で公衆衛生学を学ぶ予定です。

(トップの国連の写真は、公衆衛生学の分野でいつか国連に関わる仕事ができたらいいな…という私のささやかな夢です…ややこしくてすみません。)

ここでは、学部3年生の夏に留学に行き、学部4年生の夏に帰国した私が、どうやって帰国直後の院試を乗り越えたのかをお話しさせていただきます。帰国が院試の直後にあると、院試勉強が間に合うのかどうか、卒業単位は足りるのかなどたくさんの不安があると思います。今留学中の方も、もし院試を控えている方がいたら、私の動きの流れも参考にしてみていただけると嬉しいです!

※各々の状況によって変わってくるので、あくまで一例として参考にしてください。

 

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2. 院試までのスケジュール

留学が始まってから、大学院に合格するまでの動きをまとめると、以下のようになります。

ここで注意していただきたいのが、
「私の場合は学部から大学院にかけて、専攻と大学が変わる」という点です!
院試の受験科目は今まで勉強したことのない科目がほとんどですし、
外部受験なので院試の情報も手に入れにくかったです。
その状況の中での上記のスケジュールですので、
専攻が変わらない場合や推薦入試のある場合などは、また状況が変わってきます。

3. 留学と院試を両立する方法

見ていただくと分かるのが、後期セメスター中の勉強と院試勉強を両立することになります。
前期に授業についていくのが大変で瀕死状態だった私としては、勉強の戦略を立てていかなければなりませんでした。
しかし今思うのは、日本にいながら研究と院試勉強を両立することと、留学中の勉強と院試勉強を両立することは同じことだと思うのです。

ただ、留学との両立だと障害となるのが、
「卒業単位が足りるかどうか」と、「院試のスケジュールを遂行できるか」の2点だと思います。

その2点を克服するポイントを4つ紹介します!

①卒業に必要な最低限の単位を把握すること


当たり前のようですが、とても大切で大変な作業です。これは留学生一人ひとり状況が変わってくるので、東北大学、学部教務、学科の単位交換担当の先生、配属先研究室の先生、留学先大学のシラバスなど各方面に確認を取らなければなりません。

留学先の履修登録で気をつけるべきなのが、
・東北大学の卒業単位を満たすこと。
・留学先大学の定める最低履修登録数を満たすこと。
の2点です。

1つ目に関しては、正直に申し上げて、それは学部・学科毎に違います。
私は、留学までに座学と実習で必要な単位は全て取得しており、必要なのは卒業研究の単位のみでした。
幸い私の学科は留学への理解があり、適切な単位を留学先で履修できれば、それを東北大学の単位と互換して卒業でき(ると認識して)ます。
つまり、その最低限の単位だけは必ず取れるように気をつければ、卒業条件もクリアできるし履修科目を絞って院試勉強に時間を割くことができます。
学科によっては、実習の単位は互換ができないなどの制限を設けており、留年せざるを得ない場合もあるので、ご自身の学科の先生方に確認をしましょう。

必要な単位の調べ方はまた別記事で書こうと思います。

2つ目に関しては、留学先の大学で1セメスターあたり最低〇〇単位は履修しなさい、という制限を設けている場合があります。
私の場合は1セメスターあたり20単位だったので、ギリギリを攻めました。

②早く帰国できるように履修を工夫する


できれば、早く留学を切り上げて院試勉強に集中したいですよね?
私の留学していたEPFLでは、セメスター期間とテスト期間が分かれていて、間に2週間くらいの休みがあります。
そしてテストがテスト期間中にあるものと、セメスター期間内にあるものの2種類がありました。テストがなく、レポートやプレゼンテーションの課題だけで終わるものも、セメスター期間内に終わります。

つまり、テストも課題もセメスター期間内に終わるものだけ履修すれば、テスト期間を待たずに帰国できるんです!!!!
その技を使って私は7月の頭に帰国することができ、上の表にあるような、
「テスト期間が終わる前に帰国する」という現象が起きたのです!

③海外にいながらもスケジュールを遂行できる手段を見つける


私はテスト期間が7月6日までだったのですが、願書提出の期限も7月6日でした。
よってテスト期間が終わるのを待っていては、願書提出に間に合わないことになります。
幸い私の志望大学院は、海外からの郵送での願書提出を受け付けていたので、留学先から郵送することも可能でした。
大学院によっては、研究室訪問や入試の二次面接をSkypeで対応しているところもありました。
大学のHPや募集要項などをよく見て、入試のスケジュールや形態を調べるといいでしょう。

④受験対策の情報を集めて勉強の効率を上げる


受験は、情報戦です。
せっかく留学をしているのに、院試勉強に時間を割かれるのは非常に勿体ないです。
できるだけ効率的に、そして科目に優先順位を付けて勉強するべきです。

情報収集の方法としての王道が、
・志望研究室の教授にコンタクトを取る。
・志望研究室の学生を紹介してもらう。
・留学先にいる志望大学の人に話を聞く。


私は4月に志望研究室の教授へメールをお送りしたのですが、その際に研究室の学生さんを紹介してくださり、そこから次々とお話を伺うことができました。
先輩方は受験を最近突破した方々ですので、とても有益な情報をお持ちです。
また、留学先あるあるなのが、留学先に志望大学の学生がいることがあります。
その人に同じ受験生の学生を紹介してもらったり、大学の実情を聞くのもいいでしょう。

では何の情報を得るべきなのでしょうか?
大事なのが、
・過去問とその解答例
・点数配分
・おすすめの参考書
・先輩の勉強方法

などだと思います。

実際、私は参考書をAmazonで取り寄せて、過去問で分からなかったところを参考書で確認する、という流れで勉強していました。
問題の形式になれる必要があったので、過去問を何度も解いて完璧にするのが一番効率的だったのです。
また、私の受験科目は「英語」「統計学」「専門科目」に分けられるのですが、勉強に時間のかかる統計学と専門科目を優先的に勉強しました。英語は日頃の授業の勉強があるので勉強しませんでした。
5月以降の勉強量はイメージで言うと、(授業の勉強):(院試の勉強)=3:1くらいだったと思います!
自分の得意・不得意や点数配分を考えて、戦略的に勉強を進めていくのが大事だと思います。

4.留学前にするべきこと

最後に、院試準備についてみなさんが留学前にするといいことについてお話しします。


①院試のスケジュールを調べる。

大学院受験の流れは、研究科によって千差万別です!
受験前に研究室に面談に行かなければならないところや、入試を年3回実施しているところなどもあります。
また、願書の締め切りが留学中になってしまってても、海外からの郵送を受け付けているところもあります。
願書の締め切りや説明会が留学と被ってしまうことがよくあるので、留学前に大学のHPや募集要項でよく調べておきましょう。


②興味のある研究室に訪問する

興味のある大学院があるのであれば、早めに入試説明会に行ったり研究室訪問をしたりするといいでしょう。研究室の雰囲気は、実際に行ってみないとわからないところもあります。
留学中だから訪問できない!となったときは、教授にSkype面談をお願いするか、学会で近くの国に来ることがないかを伺ってみてはどうでしょうか。

最後に

私自身、志望大学院を決めるのが遅くなってしまったので、対策が間に合うかどうかとても不安でした。
ですが、海外の大学院に行くか日本に留まるかを、海外の経験を踏まえて決めることができたのはとても良かったと思います。
院試で留学を迷う方もいると思いますが、後悔のない選択をされることを願っています!

佐藤菜々

 

 

 

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