留学先ぶっちゃけ

アジアNo.1の大学? シンガポール国立大学をぶっちゃけます!!

初めまして、経済学部4年の金井凱(かないがい)と申します。

僕は2017年1月から12月までシンガポール国立大学(
National University of Singapore)に交換留学という形で留学していました。今回はそのシンガポール国立大学での留学生活などについて書いていこうと思います!

1.なぜシンガポール?

シンガポール国立大学はアジアNo.1の大学と言われています(たまに同じシンガポールにある南洋工科大学がアジアNo.1だったりもする)。交換留学をしようとは思っていたものの、海外大学に関する知識が全くなかった私はその大学のことを友人に教えてもらいたまたま知りました。そこで私は思いました。「アジアNo.1ってなんかすごくない?」と。これがシンガポール国立大学を選んだ一番の理由です。(一応他にも細かいちゃんとした理由もあったのですが、)「アジアNo.1!すごい!」という安易な考えがこの大学を留学先として選んだきっかけであり、一番の理由でした。
こんな感じで志望したので学内選抜で落ちるかなと思っていたのですが、なぜか合格できたので行くことになった、という感じでした。

 

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2.実際に行ってみて

-お金のこと


シンガポールは物価が高いとよく言われます。確かにちゃんとしたレストランに入ると日本円で一食2000円以上はかかります。しかし、ホーカーセンターというフードコートのようなものが国のいたるところに存在しており、そこでは500円あればお腹いっぱい食べられます。

ホーカーセンター。写真が悪いですがこんな感じにお店が並んでいます。
留学初期の心の支えだったチキンライス。これは確か3SGDくらい(240円くらい)。

加えて大学内の学食も同じくらいかそれ以下くらいには安いです。なので、実はそこまで物価は高く感じないと思います。
ただし、酒やタバコなどのいわゆる嗜好品はかなり高いです。お酒はスーパーで買う分には日本と同じくらいの価格で買えますが、レストランで飲もうものならビール1杯1000円くらいはザラです。タバコも1箱1000円近くします。なのでお酒が大好きな方や喫煙者の方には少し優しくない環境になっています。

-勉強のこと


留学先では自分の専攻に関係なく色々な授業が取れると勝手に思っていたのですが、意外とそうでもありませんでした。私は経済学部生で、ビジネス系の授業の受講申請をしたのですが全て拒否されました。中には教授の元へ通いつめて1つだけ受講できていた人もいましたが、労力に見合っているとは思えません。
加えて、工学部の人でコンピューティング系の授業を受講しようとしてほぼ全て拒否されていた人もいました
シンガポール国立大学のビジネスとコンピューティングの学部は非常に有名で人気なので、留学生はビジネスやコンピューティングの学部協定での留学で来ていない限り、なかなかその学部の授業は取れないようです。おそらく東北大学は現在シンガポール国立大学と大学間協定しか結んでいないはずなので、その形式で留学に行くとビジネスやコンピューティングの授業はほとんど受講できないはずです。取れたとしても一番基礎の授業くらいです。これはシンガポール国立大学を留学先として考えるときに注意すべき点です。
ただし特に取れないのはそれらの授業と法学・歯学・医学部の授業くらいで、そのほかの学部の授業であれ条件を満たしていればほとんど希望通りのものは取れると思います。
あと「海外の大学は授業が大変で課題が多い!」とかよく言われますが、大変さはその授業次第なので一概にこうだ、とは言えません。毎週数百ページの文献を読んでくる課題が出される授業もあるようですし、期末テストとプレゼン数回以外基本何もしなくていいという授業もあります。

-暮らしのこと


現地では大学内にある寮に住んでいました。私の住んでいた寮では3~4フロアごとにチームに分かれていて、そのチーム内で頻繁にイベントが開催されていました。そのため友達の作りやすい非常に良い環境だったと思います。

同じフロアのみんなで撮った写真

また寮内の部活も盛んで、私は前期だけですがバレー部に所属していました。

あと、私はUtownという寮区内の寮に住んでいたのですが、そこには24時間営業のスタバや自習室もあり、非常に設備が充実していました。

芝生もあってとてもいい感じ。全体の写真が見たい方はgoogleで「utown nus」と画像検索してみてください。
24時間空いてる自習室。いつも学生でいっぱい。テスト前は一日中混んでいる。

あとは器具の充実したジム(無料)もプール(無料)もあり、スーパーやコンビニもあります。
このように大学内の設備が非常に整っていて、非常に素晴らしい環境です。

素晴らしい環境なのですが、当然注意すべき点が一つあります。それは寮の大部分の部屋にエアコンがないことです。シンガポール国立大学に留学した場合、ほとんどの人が学内の寮に住むことになると思いますが、全ての部屋にエアコンが付いている訳ではありません。むしろついている部屋の方が少ないです。エアコンのついている部屋に入れるかどうかは抽選なので完全に運です。なので暑がりの人には厳しいかもしれません。ただし、私も暑がりでしたが、意外と部屋の天井についているファンで生きていけました。でも冷静に考えてほぼ赤道直下なのに部屋にエアコンがないって頭おかしいですよね。

わかりづらいですが部屋はこんな感じ。エアコンがないのでファンで命を繋いでいました。

-遊びのこと


シンガポールはご存知の通り非常に小さく遊べる場所も非常に限られています。正直有名どころに行くだけなら2泊3日で十分です。交換留学では半年から1年という期間滞在することになるので国内旅行だけでは流石に飽きます。ということで留学生の多くは近隣の東南アジア諸国によく旅行します。
基本的には飛行機で旅行することになりますが、LCCが数多く存在していて航空券もそれほど高くありません。セール中を狙えば往復5000円くらいで旅行できたりします

(余談ですが、私はLCCのAir Asiaがすごく嫌いです。というのも平気で遅延するからです。1度めちゃめちゃ遅延してほぼ1日を遅延に潰されたことがあります。もう一生使いません。Air Asiaはクソ。ただし使ったことがないのに批判するのはよくないので皆さんも一度は使ってみると良いかもしれません。運が良ければ遅延しません。)

-その他のこと


シンガポール留学を考える上で注意すべきことが一つあります。それはインターンができないことです。

シンガポール国立大学(おそらくその他のシンガポールの大学も)に行く場合、Student Visaを取得することになります。このビザで入国する場合、シンガポール国内での一切の就労が禁止となります。無給のものでも一切禁止です。なので、留学先でインターンもしようと考えている人たちはちょっと考え直した方が良いかもしれません。ただし、正直なところ留学生の中にはインターンをしている人もいました。違法ですが通報されなければ捜査などをしにくることはないのでぶっちゃけバレません。禁止だけどできなくもない、という感じです。ただバレないとはいえリスクであることには変わりないのでオススメはしません。
ちなみに、長期休暇を使って海外でインターンをするのはグレーゾーンなのでありなようです。

3.終わりに

ここまでつらつらとシンガポールの留学について書いてきましたが、まとめるとシンガポールは留学の選択肢としては非常にいいところだと思います。もしどこに行こうか迷っている人がいたら選択肢の一つとしてぜひ検討してみては、と思います。

あと最後なのでこれから留学する人、留学してる人、留学しようか迷っている人に老害らしくメッセージでも書こうと思います。長いのでめんどくさい人は読み飛ばしてください。ここまでありがとうございました。

これから留学に行く人、また今現在留学に行っている人は留学中は積極的にいろいろなことに取り組むといいと思います。交換留学は半年から一年と長いように感じるかもしれませんが、結構一瞬で終わってしまいます。
なので恥は捨ててやりたいことは全てやって後悔のない留学生活を過ごすことを強くお勧めします。忙しいかもしれませんが、欲張っていろいろなことに手を出してみても良いのでは、と思います。
自分は恥を捨てきれず、できなかったことや後悔してることも数多くあるので。

今留学に行こうか迷っている人は少しでも留学に行ってみたいと思っているのならまず行ってみることを強くお勧めします。

金銭的に厳しい、という人もいるかもしれませんが奨学金という手もあります。大学内ではトビタテ(もうすぐ無くなっちゃうけど)やJASSO奨学金などがよく紹介されていますが、奨学金はそれだけではありません。県や市が独自で出しているものもありますし、企業がお金を出してくれるものもあります。しかも大体給付型です。気になる方はちょっと調べてみてください。すぐに色々ヒットします。


卑しい話かもしれませんが、考えてみてください。交換留学では派遣先大学に学費を納める必要がなく、先述の通り最近は奨学金も充実しているのでかなりの割合で奨学金ももらえます。これはつまり「お金をもらいながら海外に住めてしかも現地の大学で勉強までできる」ということです。こんなの行くしかなくないですか?まあ確かに留学したら留年するかもしれないとかデメリットもあるかもしれませんが、個人的には行くメリットの方が圧倒的に大きいと感じます。
行って成功するのも失敗するのもとてもいい経験になるのでぜひまず行ってみることをお勧めします。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。この記事が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。それでは。

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