留学スタート特集

【フィンランド・オウル大学への留学】コミュ障陰キャ孤独との闘い・前編

この記事は、

1. どんな人が留学に行くのか

2. 留学準備や留学初期はどうなるのか

3. その中で大変だったこと、準備すべきこと

について書かれています。



留学者プロフィール

名前:森坂 太一(もりさか たいち)

学部学年:教育学部2年(新3年)

留学先:フィンランド・オウル大学(University of Oulu)

留学期間:2019年1月から1年間

 

こんにちは。東北大学教育学部2年(2019年4月から3年生)の森坂太一と申します。

フィンランドのオウルというあと少しで北極圏の大学に1月から留学しております。約3ヶ月すごした自分の振り返りと、誰かの励みになればいいなと思い書かせていただきました。以下の順に書こうと思います。

 

1.私について

 

まずは私について簡単にまとめます。

 

出身:群馬県前橋高校

サークル:ボランティアサークル

アルバイト:塾講

趣味:家でダラダラすること、古着屋さん巡り、料理、筋トレ

性格:一言でいうとコミュ障陰キャ

海外経験:家族旅行とSAP(イギリス)のみ。留学生交流サークルなどに入っていない

語学能力:IELTS6.0(2018年申込時)

GPA:2.94(2018年申込時)

 

このような感じです。

2.留学前に思っていた事

 

まず最初にお伝えしたいのが、どんな方でもある程度留学は楽しめますし、様々な経験ができるのではないかということです。

 

なぜこのようなことを書くのか、と申しますと、僕の留学前の「留学している人像」が以下に挙げたようなアクティブ層の学生ばかりなのかな、と思っていたからです。

  •       外国人との交流が日課。
  •       英語は余裕で話せる。
  •       家の中にいてもしゃーない。とにかく外で活動しなくちゃ!

 

こんな方しか留学に向かないのかな、行けないのかな、と留学前は思っていました。

実際多くの方も自分と似た考えを持っているのではないでしょうか。



しかし、そんなことありません。

 

本当にそんなことありません。

自分は日本にいるとき、別に外国人と親しいわけではなく、というより友達も多いわけでもなく、英語も得意なわけでもなく、家にいるのが好きなインドア君でした。

 

ただSAP(東北大学の短期留学プログラム)を経験して、自分の異文化適応能力の低さ、英語適用能力の低さを痛感して、「このままではいけないな。しかし今の現状で異文化体験・英語学習をしている時間や費用、やる気はないな」と思い、留学に飛び込んだ次第です。



ですので、どんな方でも留学に興味があるのであれば、気軽に挑戦してみてもいいと思います。

まだオーロラは見たことがないので、ネットからのフリー画像です

3.大変だったこと

 

続いて、大変だったことです。

 

実際にフィンランドで生活を始めて、大変なことが非常に多かったです。そのことを以下にまとめますので、もし留学を考えている方がいらっしゃれば、ぜひご覧ください。



出発前の提出書類多い

 

留学手続きは非常に面倒くさいです。

特にビザの申請

 

銀行の残高証明書やら、海外保険やら、さらに(フィンランドの場合、平日に)東京まで行かないとビザを発行してもらえないなど、やることはとても多いです。

 

また、それだけでなく、その書類手続きも余裕をもって行わないとかなり時間を食います

 

自分がビザを受け取ったのは仙台を離れる1日前でした。

そのため、このくらいにやっておけばいいかな…と自分が考え得る期日の1ヶ月前を目安に動くべきだと思います

 

また、基本的に誰も教えてくれないので、書類に関するチェックは何重にもすべきです。



出発前インフルエンザになる

 

出発の5日前からなんとなく体のだるさを感じ、病院に行くとインフルエンザになりました。

 

体調管理は大切だとわかってはいると思いますが、出発前は特に気を付けましょう

 

預け荷物が返ってこない

空港にて預け荷物が来ない。おかしいなあと思っていると、隣で荷物を待っていたアラブ系の方も荷物が来ていないようでしたので話しかけると、空港に文句を言いながら一緒にロストバゲージの報告書類の作り方を教えてくれました。

 

リュック一つで生活が始まるのかなぁ。と思っていましたが、幸い3日後に電話がかかってきました。

 

海外ではよくあることらしいので慌てなくて大丈夫なようです。



・友達いない

 

自分は1月からのスタートと、大学カレンダーの中間から始まりました。そのため、welcome party 的なものが少なく、友達作りに困りました。

 

また、クラスメートもヨーロッパ系の方が多く、マジで何言っているのかわからない癖の強さ、流暢さでした。

 

最初の2週間は本当に友達いなくて日本にいる彼女に泣きながら電話していました。

3か月ほど経った現在はまあまあ友達もできてきたので良かったですが、初期にそう感じるのは仕方がありませんよね。



・コトバ分からない

 

英語できないなぁとは思っていたものの、過去のSAP中はまぁまぁ話せるほうだったので日常生活では困らないと思っていましたが、実際は困りました

 

1対1で話すときは相手が自分の発言に耳を傾けてくれるので会話は成り立つし楽しめるのですが、それが4人、5人となってくると隅でニコニコしながら頷くことしかできない。とっても苦痛な体験でした。

 

今となってはリスニング能力が上昇し、まぁ会話が成り立つくらいにはなりました。ただし、英語で論理的に考えることはまだ難しいです。



・日本のレポート多い

自分は1月からのスタートだったので、日本でテストが受けられない分、留学が始まってからフィンランドでレポート作成を行いましたが、かなりの量でした。

 

レポート8個、800ページにも及ぶ議事録の整理。週末に外に出ることができなかったです。

 

クラスメートがグループチャットで楽しそうに外出しているのを見て、複雑な気持ちになりました。何しているんだろう僕という感じでした。

 

最終的に17コマ分の単位をもらうことはできましたが、留学に行く前のセメスターは、もっと計画的に履修すればよかったと思います。



・日本帰りたい

 

上記に挙げた数々の困難があったことで、帰りたいと強く思っていました。

 

僕にとって、海外は自分の知らないことばかりで刺激的!なんてことは全くありませんでした。

そもそも刺激を楽しむためには健全なメンタルが必須ですが、

そのメンタルが乱れていたので何も楽しめなかったためです。

 

ただ、友達作りをあきらめたり、引きこもったりはしなかったです。1月の僕、本当によくやったと思います。。



幾度となくGoogleで「留学 帰りたい」と調べましたが、いろいろな方のブログの中に、

 

 最初は絶対に辛くなる。最初から楽しい人なんていない。3ヶ月頑張ってみれば楽しめる。だから、わからなくても、楽しくなくてもある程度我慢してみることが大切。”

 

と書いてあったので、3か月後に期待を馳せてパーティに参加しました。

 

その結果、友達たくさん!毎日予定だらけで困っちまうでおいw、とまではならなかったですが、まあ楽しいな、と思う時間や仲のいい友達は増えました。何事もあきらめずに継続ですね。

国の郷土料理を持ちよって誕生日パーティー

・クレジットカード使えない

 

本当、人の幸不幸はお金につきます。お金は非常に大切です。

 

マズローの欲求階層説をご存知でしょうか。自尊心や自己実現といった高度な欲求は「食べる」「安全である」といった基本的な欲求が満たされないと実現しえない、といった考えなのですが、まさにお金はすべての土台になります。

 

僕は学生向けのLIFEカードを作成し、持って行ったのですが、支払日が遅くて銀行にはお金があるのに使えなかったり、カードを止められたりと、結構困りました。

 

お金に関する困難が生ずると、非常にみじめな思いになります。一日一食生活はあまり気持ちのいいものではありません。これから留学を考えられている方は、ぜひクレジットカードを多めに、少なくとも3枚は持っていくべきです。



4. まとめ

 

総じて、留学はいかに困難を対処できるかが非常に大切なような気がします。

 

私を含め、様々な方が「留学は楽しいだけじゃない」といった記事を書かれておりますが、多分誰も「留学楽しい!行くべき」と表現していないのですよね。

 

実際の体験談の中には、困難だった部分と楽しい部分が同じくらい書いてあるのですが、読み手は自分の期待のあることをどうしても強く記憶してしまうので留学≒楽しいだけになってしまうのかなぁと思います。

 

ですのでそこはやはり気を付けておいたほうが事前の心の準備ができるのではないでしょうか。

 

 

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