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600年の歴史!韓国最古の大学、成均館への留学で学んだ2つのこと

アイキャッチ_韓国

안녕하세요~!韓国留学3か月目の文学部3年、尾形鮎美です!

私の留学期間は4カ月(1セメスター)、他の方よりは期間的には断然少ないかと思いますが、学んだことはあまりにも多かったので、少し(かなり?)後悔していることや韓国で過ごしてみた感想・自分のメンタル面を中心にシェアできたらと思います!

 

留学者プロフィール

名前:尾形 鮎美(おがた あゆみ)

学部学年:文学部3年

留学先:韓国・成均館大学

留学期間:2019年2月から4ヶ月(1セメスター)

 

1.ややマイナー?成均館大学と私の学校生活

 

成均館大学に留学した理由

韓国に興味を持ったきっかけは、度々報道される日韓関係について自分で正しい知識を得るとともに、日本ととてもよく似ている社会問題(国の抱える多額の負債、少子高齢化)について自分の目で見て学びたいと思ったことです。

東北大学から韓国へ留学する場合、私の知る限りではSKY(高麗大学,延世大学,ソウル大学)のいずれかが一般的です。私はややノリで応募したこともあり、英語のスコアもTOEFL ITP513、韓国語もハングルすら読めない…というひどい状況でした。留学のアジア担当の先生から辛うじて応募できるのが成均館大学と中央大学ということで、立地を考えると成均館大学がいくらか良さそうだな、と考えて応募しました。

この選択は大正解だったのですが、留学を希望する方はもう少し計画的に準備することをオススメします~!特に語学は前もって対策しておくべきです!!

 

韓国最古、延べ600年の歴史

オリエンテーションの際に、学校の売りが韓国で一番最初に立てられた大学だということを知りました(遅すぎる)。1398年(朝鮮王朝時代)に儒教を学ぶ寺子屋として建てられ、現在も建物はしっかり残っています。「トキメキ☆成均館スキャンダル」という、割と有名なドラマのロケ地にもなり、日本の韓流好きのおばさま方も度々訪れるそうです。

最近は「ソウル大学の次に良い大学」とも言われているようで、学生さんたちも誇りに思っているようです。有名な10大財閥であるサムソンとも繋がりがあるらしく、面接が通りやすいとの噂も(韓国社会は癒着が大きな問題です…)

Korean building

学校生活

上記に述べた通り、英語も韓国語もダメダメだったので、留学が始まってからは苦労しっぱなしです。韓国語は辛うじて初級の教材を終了し、英語も多少はやっていたのですが、言葉がまともにできないからこそ学校でもお店でもトラブルばかりです。

ただ、韓国の教授陣の英語を話すスピードはゆっくりなほうかと思います。おかげで私も授業に追いついて…いるつもりですが、最近理解できないことが増えてきました。勉強します(涙)

現在講義は韓国語、専攻である心理学、韓国社会について、韓国文化と歴史についてを学んでいますが、後ろ2つは日本人だからこそ指されることが多く、正直かなーり疲れます(笑)

自分の少ないボキャブラリーの中で、どう言葉を紡ぎ出すかが大事なのだと実感しています。

また、成均館大学は日本人が少なめの大学だと思います。だからこそ少ない日本人で固まる風潮もありますが、外国人と友達になりやすいとは感じます。

その一方、ヨーロッパ系の学生さん、中国からの学生さんはかなり固まっている印象なので、話しかける難しさもあります。今も試行錯誤中です。

 

ごはん美味しすぎ問題

文字通り、韓国のごはんは日本人の口に合う!少なくとも私にはピッタリ!…ってなノリで最初の1ヶ月で3kg太ったのには驚きました。

あらゆる所に屋台があるので、留学開始後2週間は屋台のチーズドックやらホットクやらを毎日たらふく食べ、慢性的な胃痛持ちになったのは辛い思い出です(笑) いわゆるハネムーン期も過ぎ、適応に苦しむ中で体調も悪かったのはまさに地獄でした…。

今は汁物にハマってます!辛いものが苦手な人にとってカルビタン・ソルロンタンは最高です!!

留学前、私は周りの子に「めっちゃ痩せて帰ってくるから!」と宣言したのですが早いうちに諦めざるを得なくなりました(笑)

あ、期末テストのストレスで痩せるかな…

ソルロンタン
真っ白なソルロンタンはキムチとごはんを入れて食べるのが韓国式!

2.3か月過ごした感想と心境の変化

 

韓国の雰囲気

日韓関係が最悪の状態だとも言われる中での渡航だったので、様々な不安はありましたが、反日を唱える人はそんなにいないです。むしろ日本文化がすごく好き、日本語を勉強したいと言う人がとても多いことに驚きました。「政府レベルでは敵対しているけど、民間レベルでは特に問題はない」という言葉は正しかったのだと。

しかし、やはり歴史問題は根深いなと。これは「どうして独島を日本の領土と主張するのか本当に分からない」という友人の言葉からも見えます。

その糸口を見つけようと、最近「韓国の裏の顔」ともいわれる独立記念館に行ってきましたが、日本の教科書で見たことのない事件、植民地時代の実態を多く学びました。しかし日本のネットで様々に検索すると’架空のものだ’と記載されていたりする。どれが正しいのか分からない。これが私たちの認識の差なんだと痛感しました。

小中学生の校外学習の必須スポットとなっているだけあり、私が行った日も多くの子供たちが先生の話を真剣に聞いている姿が見られました。

誰しも現代の日本人と韓国人を虐げてきた人々は違うのだ、と割り切って接してくださっているように感じますが、複雑な思いを持っていることも分かりました。

日本人であっても、個人は好き、文化も食事も好き。ただ、国家として、集団として見るとどうにも受け付けない。そんな考え方を持っているのだろうなと思います。

独立記念館
独立記念館のオブジェ。自由の象徴だそう

私が学んだこと

①相手の言葉をすべて受け入れる必要はないということ

何を受け入れるか、また、同じ出来事があってもそれをどのように受け止めるかで人生が大きく変わるのだと気付かされました。自分が幸せだと思える解釈をすればいいな、と。

そしてもし誰かと意見が合わなかったとしても、人格を否定されたようにさえ感じても、そんな深刻に考えなくていい。みんなが自分と性格が合わないわけではないのだから。

この世は多様性に満ち溢れているのだから、気楽に自分に合う人と付き合えばいいのだ、と思います。

 

②絶対主義を貫くこと

留学していると、私だと自分より英語や韓国語が上手な人、社交的な人、羨ましく思ってしまう対象が沢山現れます(笑)

特に私はHalo effect(容姿がいい人は何もかも兼ね備えていると思い込むこと…)がハンパなく強くて、容姿が優れている人を見るたびにこの人は大きなアドバンテージを持っていて羨ましいといじけていました。物心がついた時からずっと。

自分もこの人だったらなぁ…とばかり考えていましたが、ないものねだりをしていじけているよりは行動したほうがいいのだと痛感しています。

相対主義はここでやめにして、自分の成長を見つめていこうと思うようになりました。

幼いころから自分よりできる人を羨ましく思い、自分を否定し続けたせいで空っぽになった自己肯定感。少しずつ取り戻すべく、毎日私がその日にできる最大限の努力をしようと意識しています。

もちろん辛いことがあって涙が止まらないこと、自暴自棄になることも多々あるけれどそれは私が生きている証ともいえる。

自分の人生は自分で作るものだという感覚を持ってこれからも生きていきたいです。

 

3.自分の課題(もがきポイント!)

様々に書き連ねてきましたが、留学をはじめてから自分が直すべきポイントも痛いほど見えるようになりました。

日本でも多少は国際交流をやっていましたが、日本に来る留学生は日本語をめちゃくちゃ勉強してきている人が非常に多い!つい甘えて日本語で話すことがザラだったものの、それが通用しない厳しさを感じています。

自分の英語のポンコツぶりを日本教育のせいにしていましたが(笑)、コミュニケーション取りたいの!あなたが大好きよ!と大げさなくらいにアピールすればなんだかんだ仲良くなれるのかなと思っています。自分の高すぎるプライドが邪魔をするのでbroken Englishを話すたびに落ち込んだり悩んだりの毎日ですが…。

やらずに後悔するよりはマシだ!とは思うので早く切り替えたいです。

そして元々持っている完璧主義をどう生かすかも問題だと感じます。

調子がいいときは妥協しないで最後まで行う原動力になる一方で、「あ、これは無理だ…」と思うとやっても無駄でしょ!とばかりに現実逃避に走ってしまうのが弱点ですね。

課題の量やテストなどは、東北大の倍以上、もちろん語学面でハンディキャップもあるので諦めとの戦いです。

また、この完璧主義は受容力のなさにも繋がっている気がします。

自分の中にある「こうあるべき」という方から外れている人のことを偏見じみた目で見てしまう自分に失望することも多々ありますが、その思考パターンを理解しておくだけでも大分変わってきた気がします。

 

4.  最後に

長くなってしまいましたが、様々な失敗、もがきを伴う多くの機会を通して自分を育て、自分の軸を見つけられるのが留学なのではないかと思います。

 

私は一大イベントである大学受験、就職戦争はもちろん、常に競争社会に置かれている韓国の人々の逞しさに本当に感化され、どんなに失敗したところでやり続ければ良いのだと思えるようになりました。

自己肯定感の低さから、失敗を極度に恐れる気持ちに苦しめられてきましたが、人生を諦めない限り何回だってチャンスは転がってくるのだと気づきました。あくまでも私の成長にフォーカスしよう、と。

また、韓国人のパリパリ(早くやろう)精神、ミリミリ(前もってやろう)精神は尊敬ものです。これは韓国旅行だけでは気づけなかったと思います。

私のように酷い語学力で飛び出しても意外と何とかなります。

語学面は前もって準備するに越したことはないですが、気軽にまずは学内選考に応募してみてもいいのではないでしょうか。

 

それでは!お読みいただきありがとうございました!감사합니다♡

 

 

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