留学先ぶっちゃけ

ドイツのパダボーンへ筋肉留学したらストレスで10円ハゲができて鬱になりかけた話

ドイツ留学を半年間終えた経済学部経営学科(2020年3月卒業予定)の鳥屋直弘です。ドイツのジムでフランス人の友人とポージングを決めているの右の人物です。

大学4年の夏から冬にかけて、経済学部の部局間協定での交換留学生として、ドイツのパダボーン大学に半年間ほど行きました。

僕としては留学自体に確固たる目的はなく、「アメリカとアジアは行ったし、まだ行ってないヨーロッパの国に行って欧州特有の文化を肌で体感してこよう」といったほんの軽い気持ちで留学を決めました。

しかし留学先のドイツでは、僕が想像していた以上の”文化の違い”と”ヨーロッパの冬の過酷さ”を体験することなり、心身共にかなり疲労しました。

ただそれでもドイツという国で、特殊な風土と文化に揉まれながら、半年間現地の人と同様に生活をしたことは本当に貴重な経験でした。

この記事ではドイツ留学を半年間経験した僕の、脚色なしの生の留学での経験をシェアできたら幸いです。

 

留学者プロフィール

名前:鳥屋直弘(とりやなおひろ)

学部学年:経済学部5(?)年生

留学先:ドイツ・パダボーン大学(Paderborn University)

留学期間:2018年9月から2019年2月までの半年間

1.ドイツ留学の経緯

 

僕が留学をした理由としては、学生生活に”悔い”を残したくなかったというのが一番大きなものになります。

学生時代の時間があるうちに長期での海外生活を体験して、全く自分が知られていない土地で自身の個性をどこまで発揮できるか試してみたいという思いがありました。

短期留学は高校生や大学2年生の頃にも経験していたのですが、半年以上の長期留学は経験したことがなく自分にとっての”未知”を早めに経験したいという気持ちでした。

もちろん社会人になってからも海外出張などで海外に滞在する機会は作れるかもしれませんが、未来に自分が何をして何ができる立場にいるかは誰にもわからないので、「行けるときに行く」という思いで最終的に長期留学を決意しました。

 

そしてなぜ長期留学を「ドイツ」に決めたのかと言いますと、

①にヨーロッパにまだ行ったことがなかったこと

②にITや起業文化が盛んな国で将来の自身のキャリアについて何か学び取って期待と思ったこと

そして③に大変恥ずかしながら、Tofleの点数的に①②の条件を満たした上で行ける国がドイツだったことです笑

元々は将来的に起業ををすること考えていたので起業文化が盛んでかつITに強いエストニアに留学してみたいと考えていました。

しかし留学前のTOEFLのテストで点数が足りず断念(^_^;)

(エストニアはTOEFL itpだと550点ほど必要です)

僕のTOEFLのテストは523点だったのですが、この点数で留学が可能でかつITや起業文化がエストニアと同様に盛んな国を探した結果、「ドイツ」に留学を決めました。

ただ後々のことを考えるとこの選択は正解だったと感じています(理由は後述)

 

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2.留学準備は何をした?

 

基本的に僕の留学準備は既に同様の大学(パダボーン大学)に留学を経験した先輩方から話を聞きまくることでした。

同じゼミにパダボーン大学の留学を1年経験したばかりの先輩がいたのでその先輩から「持っていくべきもの」や「留学で予想される困難」などについて根掘り葉掘り聞きました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=uCti1XlFT3w&t=50s

 

(そのインタビュー的なものは自分だけでとどめておくのも勿体無いと思ったのでYoutubeに動画としてアップしてあります。)

 

ドイツは英語が通じると聞いていたのでドイツ語の勉強よりもひたすら英語のリスニング力を高めるためにnetflixを見まくっていました。

 

さらに東北大学に留学に来ている交換留学生と友達になり、ドイツについての疑問を答えてもらったりしていました。

https://www.youtube.com/watch?v=5ydYxyTW2mY&t=359s

 

タイトルに「筋肉留学」とあるのですが、ドイツでのフィットネス事情についても興味があったのでこれも1割くらいは留学理由に入ります笑

そしていざ現地についた時、ゲルマン民族の屈強な肉体に負けない体にするために、普段のトレーニングを一層ハードに行い、気力・体力共に万全の状態でドイツに向けて飛び立ちました。

https://www.youtube.com/watch?v=uCti1XlFT3w&t=50s

(留学前にベンチプレスのMAXを更新した時の動画)

 

3.留学中の苦労

いきなり苦労話で恐縮なのですが、正直ドイツでの生活は楽しかったことよりも苦労したことの方が多かった思い出です。

主に苦労したのは「過酷な気候」「サービスの質」「食事」です。

特に「気候」については想像以上の過酷さでした。

 

過酷な気候

 

僕は9月の1日にドイツに降り立ち、その日のホテルで21時になっても外が明るいヨーロッパ特有の気候にテンションが上がったのを覚えています。

日本の夏と違いジメジメしているわけでもないので夏の気候は正直最高でした。

この時はヨーロッパの景色の全てが新鮮で留学生コミュニティで行く旅行も毎週のように開催されほとんど顔を出して各国の学生と交流していました。

どこにいるか探してみてください。右のほうにいます。

しかし12月に近くにつれ、どんどん日が短くなり、天気の良い日もほとんど見られなくなっていきました。

朝は11時くらいにようやく日が昇り始め午後4時には暗くなり始める日が何日も続くと流石に気が滅入ってきます。。

さらにドイツは緯度が高いので寒く部屋の中が暖かい分外に出る気がなくなってきます。(これがもしエストニアだったらさらに緯度が高くより過酷な冬を経験することになったのでこの時ばかりはドイツで良かったと思いました。)

これではまずいと思い、寮の近くにあったxtrasportsgymというジムにほぼ毎日通い続け精神の安定とストレスの発散をし続けました。

寮から徒歩2分のジム。川内のジムの10倍以上の広さ

https://www.youtube.com/watch?v=uxV0WUrdNNw

(ただトレーニングするのも退屈だったので日記がわりにトレーニング動画をほぼ毎日アップしていました)

他にもドイツ人の友人と一緒に食事にいき会話をすることで、この過酷な季節を乗り切ろうと頑張りました。

しかし、メンタル面の不調からなんと11月ごろに円形脱毛症を発症してしまいました。

https://www.youtube.com/watch?v=lOLRwQblNsA&t=39s

   (「円形脱毛症になったのでスキンヘッドにしてきた」)

 

今はほぼ治りかけているのですが、この時はかなり精神的にタフだったのを覚えています。

筋トレを毎日してストレス発散していたにも関わらず不調をきたしてしまい、12月は軽く鬱っぽくなっていたのを覚えています。

1月にイタリア旅行で南の方へ行ったら気候が良くて気持ちがだいぶ上向きになりました。

やはり気候は大事です。

ヴェネツィアは過去行った国・地域全ての中でトップの観光地でした

サービスの質

 

他にもストレスを感じた原因としては、ドイツ国内のサービス業の質が日本に比べると圧倒的に低いことです。

特に銀行や住民登録といった、ドイツ滞在に必要なジム手続きに非常に時間と手間がかかりました。

一緒に行った友人は銀行の口座開設とカード取得に4回以上通いつめてようやくできたそうです。

僕もVISA取得に非常に手間がかかりVISAなしでの滞在期間3ヶ月のギリギリになって発行できました。

他にもレストランやスーパーの対応など、基本的にはお客と店員の立場が対等であるという認識が共通で、日本のような丁寧な対応を当たり前だと思っていた自分には、最初は慣れるまで時間がかかりました。

 

食事

 

最後は食事です。

 

ドイツの料理は決してまずくはないのですが、バリエーションが日本に比べてかなり少ない印象です。

 

というのもドイツの方達は夕食は「カルテスエッセン」というハムとパンだけの軽い食事で済ませる文化があるくらい日本人ほど食へのこだわりは強くはないそうです。

スーパーに行ってもチーズや加工肉の種類こそ多かったのですが、そもそもの食材のバリエーションは少なかったです。

特に生魚を食する文化がなく、スーパーで生食用の魚が買えないのが、刺身好きの僕にとってはかなり痛手でした。

 

さらに外食文化もそこまでないので、ランチやディナーを外で食べようとすると余裕で2000円近くかかります(^_^;)

「シュニッツェル」というドイツ料理を食べたのですが、味は良かったのですが値段は1700円以上しました。

ちなみにドイツ生活で一番恋しかった日本の食べ物は500円で食べられる”牛丼”です。

留学しに行く前にたらふく食べておくことをお勧めします。

 

4.留学して良かったこと

 

留学での苦労を長々とお話ししましたが、もちろん良かったこともたくさんあります。

まずは世界各国の留学生と交流ができたこと。

それにより、人というものは国が違くても本質的には一緒な部分が多いということに気が付けました。

スペイン人でもパーティーが苦手な人もいれば、アメリカ人だけど筋トレ好きではない人もいる(例が極端w)。

今あげたのはほんの一例ですが、人とコミュニケーションを取るときにその人の国籍や外見といったほんの一面を見るのではなく、固定観念を抜きにしてその人の内面を知ろうとすることが重要であると留学生活を通して学びました。

 

そして異国の地で半年間過ごしたことで自分の内面としっかり向き合う時間が持てました

特に留学先では今まで自分が培ってきた全てのものから離れ、ただの一人の日本人として多くの人とコミュニケーションを取るので、その中でいかに自分という存在をアピールして、集団の中で個性を発揮できるかが大切ということも分かりました。

 

最後に日本を離れヨーロッパという文化的にかけ離れた地で生活することで日本の当たり前が他の国では当たり前でないことも身をもって知ることができました

例えば先ほどあげた「サービスの質」については消費者側の立場からするとドイツの店員さんのサービスは物足りなく感じますが、逆に言えば働く側にとってはお客さんにそこまで気を使う必要がないので働きやすいというメリットでもあります。

日本に帰ってきて一番驚いたのが、レストランで当たり前のように店員さんが水を持ってきてくれることです。

ヨーロッパのレストランで水が無料な店はまずないし、店員さんがそれをわざわざ机まで持って行ってくれることなど奇跡のようなことです。(今でもたまに驚きます)

 

ともすれば日本のサービスは過剰なのではないかと行った視点もドイツ留学によって得ることができました。

 

こうした気づきは本や人から聞くのと実際に行って経験し、腹落ちするのとでは大きく納得度が異なるのでこうした気づきを得たい方は実際に留学することをオススメします。

 

5.最後に

 

長期留学は正直楽しいだけのものではなく、滞在手続きや文化の違い、過酷な気候などで頭を悩ませる日が続くこともあります。

しかし、それでもこうして長期留学を終えたことで行く前の自分よりもはるかに多様で新しい視点を得ることができたという確信があります。

それと留学中にできたアメリカ人の友人や誕生日パーティを開いてくれたタンデムグループのドイツ人友人に心からの感謝を伝えたいです。

皆さんのなかで留学を迷っている方がいれば、特に目的はなくても「未知を経験したい」という好奇心のまま、チャレンジしても良いと思います。

 

僕のブログを読んで海外留学が少しでも敷居の低いものになったら幸いです。

Twitterやっているので質問ある方はDMから聞いてください。何でも答えます。

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で解説しているのでコメント欄で質問してくださっても答えます。

 

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